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移動運用設備/Mobile Equipment

JARL越谷無線クラブのメンバーの皆さんとフィールドデーコンテストに何回か参加させて頂いたことを通じて、いつかは自分でも移動運用にチャレンジしたいと思うようになりました。週末の430MHz帯では、固定局よりも移動局の方がアクティブですしね。

もちろん「ハンディー機+ホイップアンテナ」でも移動運用はできますが、はじめて参加したハムフェア2015で持ち運びに便利そうな八木アンテナを見つけたこともあり、自宅にあった機器類をできるだけ活用して、移動運用のための設備を整えてみました。
(2015年9月)

設備全景

移動運用ための設備の全景です。三脚は納戸に眠っていた、30年近く前のベルボン社製のものを流用です。

アンテナ

こちらがハムフェア2015で購入した5エレの八木アンテナ、Radix社のAY-075/Ⅱです。工具を使わずにアンテナを組立・分解することができるように工夫されています。

ハムフェア2015のRadix社のブースで、このAY-075/Ⅱはハムフェアー限定の商品(¥6,500税込)であって、同社のRY-430M5と性能は全く同じで、違いは以下のとおりと説明を受けました。

  • ブームを2分割できるようにしたこと
  • 三脚取付用のアダプタが別売り(¥500税込)となること
  • 収納ビニールケースが簡素なものであること

2分割できるようにされたブームの接合部はこんな感じです。ブーム角パイプの内側に角柱を嵌め込み、蝶ボルトで固定します。
  

エレメントもブームに蝶ナットを使って固定します。

給電部はこんな感じです。

三脚アダプタを使った三脚への取り付け部です。ブームにアダプタを取り付けておくと、カメラを雲台に固定する要領と全く同じ要領で、アンテナを固定することができます。AY-075/Ⅱには、ポール固定用のU字ボルトも付属しています。クラブ局でフィールドデーコンテストに参加する際には、それを利用しようと思います。

アンテナ全体写真です。ブーム長は720mm、重量は500gです。とても軽量で、組立も5分程度でできてしまいます。

電源

電源は大自工業社製のSG-3500LEDです。CQ誌でも移動運用に使える電源として紹介されていましたが、我が家では東日本大震災後の計画停電に悩まされたXYLの強い要望で、非常時の電源として購入したものです。扱いやすいのですが、少々重いのが難点です。短時間の運用ならアルカリ乾電池(単三×6)のほうがお手軽ですね。

SG-3500LEDのDCパワーソケットにKENWOOD社製のノイズフィルター付きシカ'レソトライターコードPG-3を差し込み、ハンディー機TH-F48に給電をします。TH-F48の購入当時は携帯電話も普及しておらず、レジャー時の自動車間での通信にも利用していましたので、シガーソケット用のプラグも購入していました。20年以上前に使っていたものの再利用です。

無線機

KENWOOD社製のTH-F48です。ハムフェアー2015のクラブ局ブースでも見かけましたが、我が家でもまだ現役です!専用ニッカド電池を入手できなくなっているのが難点です。当局のメイン機のIC-7000Mを持ち出してもいいですよね。

リモートコントロールスピーカーマイクロホンSMC-33を接続して使用しています。

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