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シャック/Shack

アマチュア無線関連の本や雑誌に紹介されているような立派なシャック(無線室)ではとてもありませんが、交信させていただいた皆さんに、「こんなところからQSOしているんだなぁ~」とご想像頂けますように、少しだけシャックをご紹介したいと思います。

カムバックから2年ほどは交信できさえすればよいとばかりに、交信の都度、ベランダにとぐろを巻いておいてある同軸ケーブルを、窓の隙間から引き込むという環境で運用していました。夏の暑さ、冬の寒さに耐えつつの修行運用の解消を夢見ていたのですが、自宅外壁の塗装工事と子供部屋の移動を契機に、同軸ケーブルの引き込みを行い、無線機のスイッチを入れることで交信を始められるようになりました。
(2013年2月)

無線スペース

シャックといっても、何のことはありません、部屋の片隅のパソコンラックにすぎません。でも、これで暑さ寒さをしのげるようになりました。少しは交信頻度が上がるかなぁ…。

愛用のリグ(アイコム社製のIC-7000M)は、モービル機ということもあり、前面パネルを本体から分離できます。パソコンのディスプレイのすぐ脇に、前面パネルを、マウントブラケット(MB-105A)を介して、吸盤式マウントベース(MBF-1)によって固定しています。マイクは付属のおにぎりマイクのままです。

前面パネルとリグ本体(写真下の機器)間は、セパレートケーブル(OPC-1443)で接続しています。いずれも発熱を伴うリグ本体とAC-DC変換器(直流安定化電源;アルインコ社製のDM-330MV)とは、IKEAのキッチンコーナーで見つけたシェルフ(RARIONELL VARIERA)を使用して、上部に空間を確保しつつ、パソコンラック下にまとめました。

同軸引き込み部

外壁に同軸ケーブルの室内への引き込み口(写真右側の白いケース)を設置しました。引き込み口の設置及び2階のアンテナ下からの同軸ケーブルの延長は、塗装工事の際に追加料金なしでお願いできました。

引き込んだケーブルは、コンセントプレートから引き出すようにしています。引き込みケーブルは1本ですので、混合/分配器(第一電波工業社製のMX-62M)を使用するとともに、アンテナ下の切替器(同社製のCX210A)で給電先のアンテナを切り替えるようにしています。

旧 引き込み&無線スペース

かつては、2階のベランダ脇の窓の隙間から、同軸ケーブルを引き込んでいました。アンテナからリグまでの距離が近いので、ケーブル長を短くできるというメリットはありましたが、暑さ寒さは堪えました。隙間風と言いますが、本当に寒いですよね。窓の裏側は…。

キャスター付きキッチンカウンターにリグとAC-DC変換器を載せ、その前に座って運用をしていました。運用の度に、カウンターを窓脇に転がしてきて、同軸ケーブルをリグに接続する必要がありました。

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