例年であればフィールドデーコンテストにクラブで参加するところですが、今年もコロナ禍によりクラブでの参加は中止。しかも、今日は家族を羽田空港に送る必要があったため、その機会を上手く活用して空港でエアバンドの受信を経験してみることにしました。
第1空港ターミナルの展望デッキに到着しました。気温は非常に高かったものの雲が少しあってそよ風も吹いており、屋外でも何とか過ごせる陽気でした。
眼下にはずらっと日本航空の飛行機✈が並んでいます。非日常感が漂い、気分が盛り上がります!
予めエアバンドの周波数をメモリーに記憶したFT5Dに、イヤフォンをBluetoothで接続します。これで、エアバンドに興味のない方にも迷惑をかけることなく、航空管制官とパイロットとの間で行われる交信を楽しめます。
A滑走路(34L)に次々と着陸機が進入してきます。飛行機が着陸して誘導路に入ると、滑走路に向かて来る次の飛行機のライトが見えるといった感じです。東京TWRの主用波(118.100MHz)を聞き始めたのですが、当初はど飛行機を対象とした交信か把握できませんでした。でも、携帯のアプリflightradar24で数機ほど便名を確認しながら交信を聞くと、交信のタイミングのパターンがわかるようになり、交信中で交わされた便名から、目に見える飛行機の便名がわかるようになりました。
まさにこの管制塔から、航空管制官がパイロットに様々な指示を出しているのですよね。単なるタワーではなく、そこで働く人たちの姿が想像できるような気がしました。
C滑走路、D滑走路から飛行機が離陸している様子が見えましたので、離陸時の交信を聞くべく、C滑走路に並行して建つ第2空港ターミナルに向かうことにしました。羽田空港は何度となく利用したことがあるのですが、ターミナル間の無料連絡バスを利用するのは初めての経験でした。驚いたのは、その利用者が多いこと。第3空港ターミナル行きのバスは乗客を積み残し、第2空港ターミナル行きのバスも満員で運行されていました。
第2空港ターミナルに到着です。8月最初の日曜日でしたが、思ったほど混雑していませんでした。
展望デッキのおかわりとなる、第2空港ターミナルの展望デッキに到着しました。こちらには、全日空の飛行機✈が並んでいます。愛用機と飛行機とのツーショットです。
C滑走路の先には東京湾が見え、その上にはいかにも夏らしい積乱雲がありました。
メインの離陸はD滑走路で行われており、C滑走路では時々離陸があるという感じでした。こちらでの離陸に関する交信は、東京TWRの主用波とは異なる周波数が使われており、その周波数を探り当てるのに少し時間がかかってしまいました。離陸待ちの飛行機もないことから、離陸許可は滑走路のかなり前で出されており、滑走路に入った途端に加速して離陸していく感じでした。
自宅でエアバンドを楽しむ方法について
以前に投稿しましたが、やはり空港で見るのが一番なように思いました。でも、暑さ寒さ対策はしっかりしないとですね。
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