7M1TWNサイト説明


アマチュア無線局7M1TWN(埼玉県越谷市)は、ハム・ライフを楽しまれている皆さんとの接点を拡げるとともに、お空のコンディションに影響されない連絡手段を確保すること等を目的に、このサイトを運営しています。

The ham radio station 7M1TWN (Japan) manages this site in order to expand opportunities to meet people enjoying ham life ,and to ensure communications means that is not influenced by radio condition.

2015年11月3日火曜日

金山城跡南曲輪での移動運用 [Nov.2015]

文化の日の祝日を利用して、群馬県太田市の金山(かなやま)にある金山城跡へ移動運用に出かけました。金山も佐野市の唐沢山と同様、元々山城だったところで、関東平野の縁に位置し、東武鉄道サイトにてハイキングコースとしても紹介され、山頂には新田神社という神社があります。前日の寒い雨の日から打って変わり、快晴となりましたので、移動運用設備一式を入れたリュックサックと三脚キャリアを担いで出かけました。

東武伊勢崎線の普通列車を利用して太田駅へ向かいます。館林より先に乗車するのは、これが初めての経験でした。館林駅からは単線となるため、所々の駅ですれ違いのための待ち合わせが行われました。高架の太田駅に到着後、ホームから金山方面を撮影しました。スバル(富士重工業)の企業城下町ということもあり、駅からスバルの看板や工場も見えます。北口駅前には新田義貞のモニュメントも。





駅から金山に向かうバスはなく、レンタルサイクルもないため、徒歩にて金山を目指します。駅の観光案内所で地図を頂こうかと思いましたら、10時まで開かないようです。仕方なく、GPS機能のあるタブレット(Nexus 7)を片手にスタートです。

まず、高山神社に立ち寄ったのですが、本殿が焼失とのこと。拝殿手前の鳥居から立ち入り禁止となっていました。立派なホームページは残っているのですが、残念です。


高山神社のある高山公園内の歩道を反時計回りに進み、受楽寺を経由して東山ハイキングコースに入りました。東山球場の脇を通って、親水広場方面に向かいます。ルートの詳細は、金山ハイキングガイドをご覧ください。親水広場入口で、金山城跡ガイダンス施設に向かうべく「文学の道」の道標に従って進みます。この一帯は、赤松の木で覆われています。



文学の道を進んで、万葉の碑の先から県道321号線に出ます。ここから少しだけ車道を歩行し、金山城跡ガイダンス施設に到着しました。館内で5分程度の金山城跡を紹介するビデオを視聴し、館員の方に金山城跡までの道を教えて頂きました。このガイダンス施設から金山城跡へ直接向かうルートは、現在、発掘調査中で通行できないとのことで、展望台のある駐車場(モータープール)を経由するルートを勧められました。ここで、駅の観光案内所で入手できなかった金山城跡パンフレット金山ハイキングガイドを頂き、金山城跡に向けて進みました。駐車場の少し手間にあるあずまやからの眺望は素晴らしかったです。



息を切らせながら西山ハイキングコースを登り、駐車場に到着です。駐車場はほぼ満車の状態でした。やはり大部分の人は車で来るんですね。駐車場からは、舗装された歩道になります。金山城跡パンフレットにある「史跡金山城跡主要部」という図の左端にある総合案内板の位置から城跡に入りました。太田市街と反対側となる北側には赤城山が見えました。


そして、金山城跡内に到着です。詳しい説明は金山城跡パンフレットに譲り、写真だけ掲載します。



無線運用の前に、本丸跡にある新田神社を参拝しました。この神社には社務所はなく、朱印の欲しい人は、拝殿の前のプラスチックケースの中から、1枚1枚ビニールに入った朱印を取り、所定のジッパー付きのビニール小袋に300円を入れて賽銭箱に入れるという仕組みになっていました。持参した朱印帳への記帳を希望する方は、前記朱印を持って、太田市内にある春日神社(この記事で後に登場します)に出向くと記帳していただけるようです。



いよいよ、移動運用場所となる金山城跡内の南曲輪に到着です。この時点で、太田駅到着から既に2時間が経過していました。


この日は、前日が雨であったせいか、東京の高層ビル群もくっきり見えました。ここからの見晴らしは、前方に視界を遮る山や丘がなくまさに絶景です。ハイカーの皆さんが周囲にいる中、最も眺望のいいところに、どっかり腰を据えるのは少々気が牽けましたので、一番端っこにアンテナを設置しました。天気は良かったのですが、少々風が強めで、じっとしていると寒さを感じました。帰りの電車を決めていたので、この場所での運用は1時間程度、10局弱の交信となりました。ロケーションが抜群なだけあって、埼玉県内の2局とは僅か20mWの出力で十分に交信ができました。お声掛け頂いた皆さん、ありがとうございました。


帰路は、新田神社の真南方向に向かうハイキングコースにて一気に下り、金山城跡ガイダンス施設のすぐ隣から県道321号線に出ました。その後、県道沿いにさらに下り、大光院に立ち寄ると、ちょうど関東菊花大会が開催されていました。



途中、県道321号沿いの春日神社にも立ち寄り、太田駅に戻りました。金山城跡から太田駅まで、50分ほどで到着しました。


帰りは、特急「りょうもう」号を利用しました。車窓から、金山方面を撮影しつつ、越谷に戻りました。



(おまけ)
金山城跡からの無線運用で、入間基地の航空祭会場にいらしているOMと交信ができました。「13時半ごろにブルーインパルスの飛行があるので、金山からも見えるかもしれないですよ。」とのことでしたが、その時刻には「りょうもう」号に乗車していました。あまり期待をせずに、高架になっている足利駅から外を見ると、輪っか状の飛行機雲が見えました。下の写真で、架線柱から右側に突出しているアンテナらしきもののすぐ下に写っているのですが、わかりますか?

-----
本サイトは「にほんブログ村」のランキングに参加しています。応援していただける方は、下にある「アマチュア無線」のボタンをクリックしてください!
にほんブログ村 その他趣味ブログ アマチュア無線へ
にほんブログ村

2015年10月12日月曜日

唐澤山神社南城跡での移動運用 [Oct.2015]

運動不足の解消と移動運用との一石二鳥を狙い、東武鉄道のハイキングコースの中に紹介されていた、栃木県佐野市の唐澤山神社(からさわやまじんじゃ)を目指しました。東武佐野線の田沼駅から、清々しい秋晴れの中を、移動運用設備一式を入れたリュックサックと三脚キャリアを担いで徒歩で向かいました。

東武伊勢崎線を利用して館林駅まで向かい、東武佐野線に乗り換えです。2両編成のワンマン運転、そして単線とローカル線の風情たっぷりです。朝の下り列車ということもあり、車内は閑散としていました。



田沼駅に到着です。この駅は1日上下1本ずつだけですが、特急「りょうもう」号も停車する有人駅です。改札口のつくりは、パスモの読取機があることを除いて、田舎の駅といった感じですよね。駅のホームから、目的地の唐沢山もばっちり見えます!



駅を出てすぐの県道115号線の踏切には「唐澤山神社道 明治三十八年十月建」との石柱がありました。この県道115号線を利用して目的地へと向かいます。途中の佐野市立栃本小学校で今時珍しい、二宮金治郎が立っていましたので思わず撮影してしまいました。小学校の先にある秋山川に架かる橋の上からは、唐沢山がよく見えました。



さらに県道115号線を進むと、正面に大きな鳥居が見えてきます。「この鳥居を潜ってまっすぐ神社へ!」と考えるところですが、神社に向かうには、右に曲がる車道の方に向かう必要があります。車道を登って「カーブ2」の標識の先に、コカコーラの看板がありますが、ここが唐澤山神社に向かう「関東ふれあいの道(松風の道)」の入口です



この「関東ふれあいの道」は、きちんと整備されていますので、運動靴で登ることができます。先月の大雨の影響か、一部道が崩れているところがありましたが、仮設の階段が設けられており、問題なく通行できるようになっていました。この「関東ふれあいの道」を登っていくと、車道の「カーブ12」の標識の脇に出ます。唐澤山神社のホームページにある山内案内図の左端に「至 田沼方面ハイキングコース」と記載のあるところから登って来たことになります。そして、登り切ったところからレストハウスに至るまでの幅広の道が駐車場です。



レストハウスのすぐ先に「天狗岩(物見櫓)」に向かう階段があります。この階段を登り切った天狗岩からの眺望は素晴らしいのですが、字のごとく足元は岩場でしかも狭いところですので、他の観光客の邪魔になることなく無線通信するのは難しいと思いました。



神橋を渡り、桜の馬場を進むと、南城跡に至ります。唐澤山神社は、その全体がもともと山城だったとのこと。この南城跡からの眺望は最高です!今日は霞んでいましたが、東京スカイツリーや新宿副都心の高層ビル群も見えるそうです。手前の社務所で、ご朱印を頂きがてら、この南城跡にて無線通信を行うことの許可を求めたところ、快諾いただけました。ご対応いただいた方は、局免は切らしたもののかつてはハムとのこと、どうりで話が早いです。ご丁寧にも赤城山のレピータの状況などもご教示いただきました。





紀行文に飽きてしまった方、ごめんなさい。いよいよ南城跡からの通信を開始です。駅を降りてから1時間10分ほど経っていました。

今日は一度もメインでコールせずに、サブでのCQのみで約1.5時間ほどの滞在中に十数局と交信することができました。5エレのアンテナを微妙に左右に振ることで、茨城方面、多摩方面とも59のレポートを交換でき、八木アンテナの指向性を楽しむことができました。やはりロケーションが抜群なだけあり、僅か0.5W出力でも良いレポートを頂けました。お声掛け頂いた皆さん、ありがとうございました。


順番は前後しますが、ご朱印を頂く前に、神社の方もちゃんとお参りしておきました。


12時15分を過ぎて、皆さんからのお声掛けが一段落したところでアンテナを片付け、絶景を見ながら持参した弁当を食べました。その後、往路と同じ道で帰路につきました。

移動運用地として有名とのことですので、同好の方もいらっしゃるのではと思っていたのですが、前日の全市全郡コンテストの疲れのせいでしょうか、当局以外にはアマチュア無線をお楽しみの方は見かけませんでした。

田沼駅に到着後、電車の時刻までしばらくありましたので、駅近くの一瓶塚稲荷神社に立ち寄りました。



帰りは、少し奮発して館林駅から特急「りょうもう」号を利用しました。唐澤山神社も、お気に入りの場所となりました。



-----
本サイトは「にほんブログ村」のランキングに参加しています。応援していただける方は、下にある「アマチュア無線」のボタンをクリックしてください!
にほんブログ村 その他趣味ブログ アマチュア無線へ
にほんブログ村