今回は出発を思い立ったのが午前9時過ぎ。移動運用のための荷造りをしてから東武線の時刻を調べていましたら、臨時特急きりふり号の運行日であることが分かりました。春日部-栃木間の一駅しか乗車しないのに「豪勢な」と思ったのですが、特急料金が510円とスペーシア特急料金930円(土日)よりもお得で、しかも栃木駅からのバス発車時刻にピッタリもなことに惹かれ乗車することに…。
栃木駅に到着し、同駅から路線バス(関東バス)の国学院行きに乗車です。今回は私だけの貸し切り状態です。
前回の訪問時に、2015年の台風18号に伴う大雨の影響で通行止めになっていたあじさい坂は通行可能になっていましたが、一方で、片側車線が崩落していた車道の方は、復旧工事のため車両通行止めになっていました。でも、あじさいの開花のトップシーズンまでには工事は終わるようです。
今回は、謙信平に向かう登りに女坂を利用してみました。登山道はきれいに整備はされていたものの、途中には斜面が崩落してブルーシートで覆われた箇所があり、そこを迂回する階段が新たに設けられていました。
謙信平に到着したときには、ちょうど昼食時でしたので、日の出家さんにてお蕎麦を頂くことに。このお店では、出されたざるを持ち帰ることができます。麓からの道が車両通行止めになっているため、お客が少なく、すぐに入れましたが、お店にとっては大変ですよね。
お蕎麦を満喫して、いよいよ移動運用の開始です。お店同様、謙信平のベンチでも人はチラホラとしかいませんでした。しかも、遠方は霞んでいて、絶景とは言えない状態です。でも、ハムにとっては最高の環境ですよね。しかし、13時半頃からの運用開始当初はなかなか交信が成立せず、しかも交信が成立かと思うと、たちの悪いモービルに邪魔をされたりと散々でした。ようやく14時半頃から、ロケーションの良さを活かした交信ができるようになりました。
今回は、上の写真のように、過去の交信記録をその場で確認できるようにするためにタブレットを持参しました。また、下の写真のように、アンテナを持ち運び安くするため、百円均一ショップで購入した筒を利用してみることに。筒の中の底にはエアキャップを入れてあり、三脚ケースと一体化して持ち運ぶようにしました。タブレットも筒も、いずれも大変役立ちました。そして、持参したログ帳の上をみるとオバボタルが歩いているではありませんか!鶯の声も聞きながら、自然の中で楽しく交信ができました。
国学院発の帰りのバスの時刻ギリギリまで交信を楽しみ、急ぎ下山することに。帰りはあじさい坂を下りました。前回の訪問時に通行止めとなっていた理由と思われる斜面の崩落現場もありました。その坂の名前の由来となったあじさいは、まだ見頃には早いですが、所々に咲いているものも。見頃の時期には相当混むのでしょうね。
帰りは、特別料金なしの区間快速を利用しました。疲れて眠ってしまい、気が付いたら東武動物公園駅をちょうど出るところでした。
前回の訪問の際に、「また訪れてみたい場所となりました」と書きましたが、2回目となる今回もなかなか良かったです。季節が異なる時期に、同じ場所を訪れるというのもいいですね。今回は約2時間の滞在で20局弱の交信となりました。お声掛け頂いた皆さん、ありがとうございました。
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